2月だけど高水三山で春を感じてきた

今日は奥多摩で高水三山を歩きました。例によって妹夫婦と一緒です。

「標高が高く景色が良いところに行きたい」という希望を汲んで、もともとは鷹ノ巣山を計画していました。

ですが、わりと雪が積もっていそうなのと、低気圧が来ていて雪がチラつきそう、そして雲が多くて富士山は見えないだろうと考えて急遽変更。

高水三山なら雪もなさそうだし、サクッと歩いて河辺温泉入ればよかろう。そういう算段です。

岩茸石山の標高ならガスの影響も少ないだろうし、平野側に視界が開けているから景色が楽しめるかも、という期待もあります。

高水三山を歩きました / gakuさんの岩茸石山馬仏山惣岳山(東京都青梅市)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

目次

アクセス

今回は御嶽駅から歩き始め、軍畑駅に下りてきました。青梅線に登山口が接しているのでアクセスが楽です。

逆ルートで御嶽駅に下りてくると、奥多摩ホリデー快速が停まるので帰りが楽だったりします。

ホリデー快速は河辺駅に停まらないので、河辺温泉に寄りたい今日は使いません。

あと単純に御嶽駅から歩いたことがなかったので、御嶽スタートにしました。

ちょうど今日は青梅30キロマラソンが開催されていて、ランナーやスタッフ、応援の人たちで駅が混雑していましたが、ピークは外せたようでそこまで影響ありませんでした。

道の様子

雪はほとんどなく、夏山のように歩けました。

今日は暖気が流れ込んでいるみたいで、気温も春を思わせる暖かさでした。

唯一、岩茸石山〜高水山間、北側の斜面の影になっているところはわずかに雪と氷がありました。

大雪が降ったり、寒波が来るとこの辺りは凍結するかもしれません。

今回のコースだと、一番道が悪いのは惣岳山から岩茸石山の間です。いずれの山も山頂付近で岩がちの急な斜面になります。

特に惣岳山の斜面が歩きにくいので、ここを登りにするために岩茸石山⇒惣岳山の向きで歩いた方がいいかもしれません。

歩いていると、コゲラのドラミングがあちこちから聞こえてきました。

春は求愛のシーズンでドラミングをよく聞くことができるそうです。

ルートの大部分が杉林の中だからだと思うのですが、帰宅してから鼻水が止まりませんでした。目もゴロゴロします。

マスク、メガネ、薬など、打てる手は打った方が良いですね。

そういう意味でも春を感じた山行でした。

奥多摩らしく杉だらけ

景色

惣岳山と岩茸石山の間の尾根は大規模に木立が伐採されていて見晴らしがよいです。

花粉対策として木材として適期を迎えた木々を伐採して、花粉の少ない杉の苗を植えているらしいです。

伐採した木々は搬出しないといけませんから、事業性を考えるとこういうことになるんでしょうね。思い切ったことするなあ。

木々の隙間から当初計画していた鷹ノ巣山が見えました。

重たい色の雲を背景に白い山肌を見せています。

これは・・・行かなくてよかったです。

岩茸石山の山頂からは飯能の山々がよく見えます。

雨がぱらついていたおかげで、うっすら虹まで見れました。

この後下山して駅に着くまでの間にしっかり降られたのですが、こういう天気の日にしか見れない景色もあるんですね。

温泉、食事

下山後は河辺温泉。先週も赤ぼっこの後にお世話になりました。

今日は暑かったので冷やし系メニュー「とり天ピリ辛ごまだれ蕎麦」を注文。大変おいしゅうございました。

河辺温泉はヤマケイ新書『関東周辺 美味し愛しの下山メシ(西野俶子著)』の紹介文を読んで存在を知りました。

御岳山や高水山などの奥多摩浅部(そんな言葉があるのか知りませんが)を歩いた帰りに寄るのにちょうど良い施設です。


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gaku
自然と運動をこよなく愛するアラサー会社員。 主に東京近郊の低山をうろうろしているが、最近は八ヶ岳エリアが気になっている。ダイビングに目覚めて伊豆の海にも進出中。 2022年の目標はテント泊登山にチャレンジすること。