冬の奥多摩、浅間嶺を歩いたら雪山でした

2月の後半、奥多摩で浅間嶺(せんげんれい)を歩いてきました

「浅間嶺」ではヤマザクラやツツジが楽しめるので、もともとは4~5月くらいに歩きたいな~と思っていたところです

ですが、たまたま近くにある「払沢の滝」の凍結を見に行くことにしたので、「せっかくだから歩いちゃえ」となった次第

今回のプランは凍った「払沢の滝」を見物してから「浅間嶺」をあるき、「数馬の湯」でお風呂に浸かってから帰るというもの。贅沢プランです


目次

「浅間嶺」のルート

「浅間嶺」は奥多摩の東西に延びる浅間尾根の中ほどにあります

位置的には「御前山」や「大岳山」から、谷筋を挟んで南側です

  • 距離:約12.2km
  • 累積標高差:△約1338m,▽約1001m
  • 標準コースタイム:5時間50分

※「ヤマタイム」で算出

コースタイムつき登山地図が無料! 登山地図&計画マネージャ「ヤマタイム」 – ヤマケイオンライン / 山と溪谷社 (yamakei-online.com)

メジャーなルートは、西側、数馬の「浅間尾根登山口」から登り、東側の「払沢の滝」に出るルート。帰りのバス便が多いのが理由です

ですが、今回は次のポイントにこだわりたいので、あえて逆ルートを選択

こだわりポイント
  • しっかり凍結している朝のうちに「払沢の滝」をみたい
  • 下山後に「数馬の湯」でお風呂に入りたい

「浅間嶺」アクセス

往路:「武蔵五日市」駅→「払沢の滝入り口」バス停

約25分。手前の「本宿役場前」のほうが停まるバスが多いので、こちらも調べておくとよいです

復路:「温泉センター」バス停→「武蔵五日市」駅

約1時間。バスの本数が1時間に1本以下と少ないので注意しましょう

数馬の湯でのんびりしていたら目の前でバスを逃がしてしまい、1時間半ほど時間をつぶすことになりました…

「浅間嶺」の様子

バスで「払沢の滝入り口」に到着したら登山開始です

最初に「払沢の滝」を見に行きます。その時の様子はこちらの記事をご覧ください

「払沢の滝」から戻ってきたら、「時坂峠(とっさかとうげ)」を登り、峠の茶屋を目指します

この辺りは舗装された道が続き、あまり登山してる感はありません

時坂峠。舗装された道を行く

上り坂の途中でトイレがあるので寄っておきます

時坂峠のトイレ

峠の茶屋に到着。北側に展望が開けます

時坂峠、峠の茶屋
峠の茶屋からの景色

峠の茶屋から先は舗装されていない山道。1週間前の雪がかなり残っていました

軽アイゼンをつけて進みます

チェーンアイゼンを装着

真っ白な地面が広がります。綺麗な景色ですが、道迷いには注意が必要

さいわい踏み跡がしっかりついていたので、迷うことはありませんでした

浅間嶺の雪野原

浅間嶺の展望台に到着。素晴らしい景色です。南には「富士山」、北には「御前山(ごぜんやま)」、「大岳山(おおたけさん)」などが見えます。

「浅間嶺」南の景色

「大岳山」と書いてある丸太を発見。何かと思ったら、丸太に空いた穴をのぞき込むと「大岳山」が見えるようになっていました

大岳山が見える丸太

丸太のすぐ右側、左肩が下がったような形の山が「大岳山」です

山の名前はスマホアプリで調べられます。とりあえず入れておくと便利

下山後は20分ほど車道を歩いて「数馬の湯」へ

数馬の湯

お風呂の後は「もつ煮定食」をいただきました

5時間以上歩いた後の食事。うまいな~

雪の「浅間嶺」感想

予想以上に雪が残っていて驚きました

天気のいい雪山って本当に明るいですね

空気も最高に澄んでいたので、浅間嶺の展望の良さを十二分に味わうことができました

同時に、慣れない雪山で怖い場面も。。

「浅間嶺」通行注意の看板

雪の下がどうなっているのか見えないので怖いです

スリップは特に注意が必要で、安物ですが直前に購入したアイゼンが活躍してくれました

また、今回は運よく踏みあとがしっかりついていたので、足が雪に埋まるような場面はありませんでした

足が埋まっても靴に雪が入らないように、ロングゲイター(スパッツ)は必要ですね

今回のルートは山と渓谷社の『ヤマケイ アルペンガイド「奥多摩・奥秩父」』を参考にしました

最近は奥多摩に出かけることが多いので活躍することが多いです

コース紹介のページに地図が載っていないので戸惑いますが、巻末に取り外し可能な地図帳がついています

地図帳を眺めながら解説文を読むとわかりやすいです


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
gaku
自然と運動をこよなく愛するアラサー会社員。 主に東京近郊の低山をうろうろしているが、最近は八ヶ岳エリアが気になっている。ダイビングに目覚めて伊豆の海にも進出中。 2022年の目標はテント泊登山にチャレンジすること。