土曜日に台風が通過して、日曜は台風一過の晴れ予報。そのうえ紅葉も始まっているらしい。
そんなの登らないわけにはいかないでしょう!
というわけで、かねてから気になっていた木曽駒ケ岳に行ってきました。交通手段は電車を使います。
行程は1泊2日。頂上山荘でテント泊します。
駒ヶ岳の山頂で朝日・夕日を堪能してやろうという魂胆です。
この記事では、
- 電車でのアクセス方法
- 頂上山荘のテント場の様子
- 下山後のお風呂
について書いていきたいと思います。
歩いたルートについてはYAMAPのログを見てください。
※計測をとめずにロープウェイに乗ってしまったので、距離とペースはデタラメです。
中岳・木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳)テント泊1日目 / gakuさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
木曽駒ヶ岳 テント泊2日目 / gakuさんの活動データ | YAMAP / ヤマップ
目次
木曽駒ケ岳
木曽駒ケ岳は中央アルプス(木曽山脈)にある2956mの山です。木曽山脈にあるから木曽駒ケ岳。
これだけ標高の高い山ですが、ロープウェイで2612mまで上がれちゃいます。350m登れば山頂ですから、手軽なものですね。
ロープウェイの駅は千畳敷カールの底部分にあり、ここから稜線まで登っていくことになります。
千畳敷までのアクセス
当日の乗り継ぎはこんな感じでした。
7時00分 | 新宿スタート 中央本線「あずさ」の始発に乗車 |
9時20分 | 岡谷で飯田線に乗り換え |
11時07分 | 駒ケ根駅着 バスでロープウェイに向かう |
12時15分 | ロープウェイ「しらび平駅」到着 |
12時40分 | ロープウェイ「千畳敷駅」到着 |
千畳敷まで5時間40分かかった計算です。
飯田線はPASMO/Suica等の交通系ICカードが使えないので注意が必要です。岡谷でいったん改札を出て切符を買うか、車内で車掌さんに清算してもらいます。
バスは夏ダイヤの間(ざっくり4月~11月)は30分間隔で運行しています。季節や曜日によって始発・終バスの時間が変わるので時刻表を確認しておきましょう。
運賃・時刻表 | 中央アルプス 駒ヶ岳ロープウェイ (chuo-alps.com)
バス/ロープウェイに乗るころにはお昼になっていたので、懸念していた順番待ちはありませんでした。早朝はえらい混んでいると聞いていたので、うれしい誤算です。
頂上山荘でのテント泊
頂上山荘は中岳と駒ケ岳にはさまれた鞍部にあります。
駒ヶ岳山頂まで10分足らずの好立地です。気軽に山頂に立てるので、今回だけで3回も登ってしまいました。
山荘の前に平らな地面が広がっており、テント場となっています。
- 2000円
- 水あり(水道)
- トイレあり
- 撤収は翌朝9時まで
テント場には岩がごろごろしていて、石垣みたいになっています。石垣の隙間の平らな地面にテントを張るかんじです。
きっと登山者が石をよけて積むから、石垣が張り巡らされたようになっているのでしょう。ある意味構造地形かも(笑)
僕のテント(ドマドーム)は前室が広いので、石垣の中に張るとギリギリでした。
地面は花崗岩が砕けた砂でおおわれています。砂の中には石がたくさん埋まっているようで、ペグが刺さりませんでした。せめてもっと細いペグでないとだめそう。
仕方がないので岩に結び付けて固定。
ただしテントの底面は固定できず・・・。次からは底面も何かに結び付けられるよう、予備のコードをもっていこうと思います。
今回は風が強くなかったので、この程度の固定でも無事に夜を明かすことができました。
岩だらけのテント場で苦労しましたが、いいこともあります。大きくて平らな岩だと、椅子やテーブルの代わりになるのです。
お隣のサイトにはベンチのような岩があって、何組も「ここいいじゃーん」と足をとめていました。
いい場所だけど、寝床に出っ張ってる岩が邪魔なんだよね。ドマドームは入りませんでした。残念。
下山後のお風呂
ロープウェイで山を下りたら、バスに乗り「菅野代バスセンター」へ向かいます。ここから少し歩いたところに日帰り入浴施設「こまくさの湯」があるのです。
信州駒ヶ根高原 早太郎温泉 こまくさの湯 (komakusanoyu.com)
キレイな施設で、お風呂の種類も豊富。サウナと露天風呂もあります。露天風呂からは宝剣山がくっきりと見えました。
サウナで整った後は遅めの昼食。
せっかくなので駒ケ根スペシャル1850円をいただきました。ミニソースカツ丼、ミニローストホース丼、信州そばがついた信州名物欲張りセットです。
ソースカツ丼は駒ケ根市の名物らしく、「こまくさの湯」の並びにも何件かのカツ丼屋が店を出していました。
高校生みたいな食事のボリュームで少し苦しくなりましたが、大変おいしかったです。
まとめ
以上、木曽駒ケ岳でのテント泊でした。
実はこれが初アルプスで不安もあったのですが、ロープウェイで簡単に標高を稼げるのでかなり手軽に楽しめました。シーズン中は混雑するのもうなずけます。
逆に少し物足りなさもあったので、次はもっと自分の足で歩けるルートを考えてみようと思います。