「富士山、人生で一度は登ってみたいんだよね」
こう言う人、ぼくの身の回りにけっこういます。
ぼく自身もそう思っていた一人で、昨年一念発起して登ってきました。
そして、そのことを大学時代の友人に話したところ
「おれも行きたい!」
となりまして、今年は友人と一緒に登ることに。
目次
同行メンバー
一緒に登るメンバーを紹介します
全員30代男性で、大学時代からの仲。
気心知れた友人達ですが、山歩きの経験はあまりありません。そのあたりを考慮してプランを考えます。
S氏
学生時代は剣道や居合道をやっていて、体力はそれなりにある。武闘派かと思いきや、「るろうに剣心」に憧れて剣道を始めたサブカル好き。
いつも率先して幹事を引き受けてくれて頼りになるヤツ。ただし山には不慣れなので、今回はリーダー辞退。
久しぶりに会ったらむっちりしていた。
K氏
自分に正直な自由人。
ダイビング、サウナ、美術館めぐり、株式投資など、社会人になってから趣味がたくさんできたらしい。趣味の幅が広すぎてよくわからない。最近登山も始めたらしく、今回の富士山の言い出しっぺ。
コロナ後の金融緩和の恩恵で、投資でかなりの利益が出だせたとか。うらやましい。
「金で快適さを買う」的なことをよく言うから、山小屋の環境になじめるか不安。
わたし
高い山にはそんなに登らないものの、家族旅行と言えばハイキング。そんな家庭で育ちました。
趣味は運動。筋トレ、キックボクシング、ランニング、など。100キロマラソンをゴールできたので、わりと体力ある方だと思います。
自分基準で計画を立てないように気を付けたいところ。
時期
富士山の開山期間は次のとおりです
最新情報は富士山オフィシャルサイト[登山シーズン]で確認してください
ルート | 開山期間 |
---|---|
吉田ルート | 7月1日~9月10日 |
須走ルート | 7月10日~9月10日 |
御殿場ルート | 7月10日~9月10日 |
富士宮ルート | 7月10日~9月10日 |
もともと2か月に満たない期間ですが、梅雨明けが遅れたり、台風がきたりすると、登山に適した日はさらに少なくなります。
とはいえ天気は直前までわかりません。
日程変更も視野に、最初の計画は開山直後の7月中旬でたてることにします。8月ではリスケしようにも後がないですからね。
今回のメンバーは全員が土日休みで、金曜の休暇調整も可能とのこと。多少すいていることを期待して、金曜⇒土曜での山行を計画しました。
ルート
富士山の登山口は4つあります。
ルート | 登山口の標高 | 山頂との標高差 |
---|---|---|
富士宮ルート | 2380m | 1396m |
吉田ルート | 2305m | 1471m |
須走ルート | 1970m | 1806m |
御殿場ルート | 1440m | 2336m |
登山口の標高が最も高いのは富士宮口です。
少しでも難易度を下げるために富士宮口を採用することにしました。K氏が名古屋方面からの参加なので、静岡県側から登れるのも都合がよいです。
さらには日本の最高地点「剣ヶ峰」の一番近くに出られるのも富士宮ルートです。剣ヶ峰でご来光が見たいので、その点でもうま味があります。
第一候補は、素直に登山口と山頂をピストンするルート。
1日目は登山口へのアプローチに時間を使うので、行動時間は少なめです。12時頃から登り始めれば、余裕を持って16時には山小屋に辿り着けます。
一つ上の万年雪山荘にしてもよかったのですが、少し料金が高いのと、友人達のペースを考えて池田館にしました。
2日目は暗いうちに山小屋を出発。山頂で御来光を見ます。間違いなく寒いので、防寒着は必須です。
その後、お鉢めぐりをして、富士宮ルートで5合目まで下って下山完了。
富士宮口5合目と同程度の標高に、宝永噴火口があります。
御殿場ルートと富士宮ルートの間にあるので、もし余裕がありそうなら御殿場ルートで宝永山まで下りて、宝永火口を通って富士宮口に出ることも可能。
コースに変化がつくので、当日の様子で行けそうなら選択しようと思います。
アクセス
開山期間中は、富士宮口までのマイカーの乗り入れが規制されます。
そのかわり、新富士駅、富士宮駅からバスが出ており、昨年はこれを利用しました。
今年は、S氏、K氏が車の方がアクセスしやすいということで、シャトルタクシーを利用してみる予定。
水ヶ塚公園駐車場から、順次タクシーが送迎してくれるようです。
まとめ
以上、今年の富士登山の計画でした。
計画は立てましたが、当日の天気、メンバーの体調等を考慮して、臨機応変に楽しみたいと思います。
1日目
富士宮五号目→池田館
2日目
池田館→山頂→剣ヶ峰でご来光→お鉢めぐり→富士宮ルートを下山→富士宮口五号目