先日こちらの記事で取り上げた「払沢の滝」
ここ数日は最低気温が氷点下を下回り、凍結していそうだったので実際に見に行ってきました。
2月も末なのでおそらくラストチャンスです。
週末は雨予報のため平日に休暇を調整し、少しでも凍結した状態を見るために朝一番で出発。気合を入れて4時起きです。
「払沢の滝」の場所
「払沢の滝」は本土では唯一の東京都内の村、檜原村にあります。
公共交通機関の場合は武蔵五日市駅からバスを利用。車の場合は入り口に駐車場があります。
入口から滝つぼまでは歩いて20分ほどです。
「払沢の滝」の様子
「払沢の滝入り口」バス停のすぐわきにトイレがあります。寒いせいかトイレが近い…
手を洗おうとしたら蛇口の下に氷筍ができていました笑
これなら滝の凍結も期待できそうです。
「払沢の滝」の滝つぼまではウッドチップを敷き詰めた道が整備されています。1週間前に雪が降ったので心配でしたが、道の上にはほとんど残っておらず歩きやすかったです。
そして、凍結した「払沢の滝」の様子がこちら
滝の横幅いっぱいまで、しっかり凍結していました
最近晴天つづきなので水量は少ないですが、幅広く白い氷がついているので夏場より大きく見えます。これはこれで静かな迫力がある
滝つぼも一面氷が張っています
「こんなのが近所でみられるんだ~」とちょっと感動。(奥多摩エリアは近所だとおもっています)
檜原村観光協会によると、この日の氷結率は40%とのこと。早朝だったせいか、もっと凍っているように感じました
2022年 払沢の滝結氷率 | 檜原村観光協会 (hinohara-kankou.jp)
これの倍以上凍るとしたらすごいですね
「払沢の滝」氷瀑の感想
冬の山は遠くを眺めるくらいしか楽しみ方を知らなかったので、「氷瀑を見にいく」という楽しみ方を知れたのはよかったです。レパートリーが増えました、やったね!
写真だけだと動きがないので動画もどうぞ
全部が凍り付いているわけではなくて、氷の上をちょろちょろ水が流れているのがわかると思います
焚き火もそうだけど、こういう「全体の位置は変わらないけど一部が動き続けているもの」ってずっと眺めていられる…。不思議
とはいえ、実際はむちゃくちゃ寒いのでそんなに長く見ていられません
2月の朝7時台はやはり寒いです
この日の最低気温は‐4℃。耳や手足の指先など、末端部分が特にしんどい…
防寒は万全にしていきましょう
また、一部の道は雪が残っているところもありました
アイゼンを使うほどではなかったですが、積雪状況によっては必要になります。安いやつで十分なので、もしもの備えにもっていきましょう
最寄りの停留所は「払沢の滝入り口」です。
ですが、二つ手前の「本宿役場前」のほうが停車するバス便が多いので、こちらもチェックしておくと選択肢が広がります。
「本宿役場前」から「払沢の滝入り口」までは徒歩5分ほど。