2月の後半、奥多摩で浅間嶺(せんげんれい)を歩いてきました
「浅間嶺」ではヤマザクラやツツジが楽しめるので、もともとは4~5月くらいに歩きたいな~と思っていたところです
ですが、たまたま近くにある「払沢の滝」の凍結を見に行くことにしたので、「せっかくだから歩いちゃえ」となった次第
今回のプランは凍った「払沢の滝」を見物してから「浅間嶺」をあるき、「数馬の湯」でお風呂に浸かってから帰るというもの。贅沢プランです
目次
「浅間嶺」のルート
「浅間嶺」は奥多摩の東西に延びる浅間尾根の中ほどにあります
位置的には「御前山」や「大岳山」から、谷筋を挟んで南側です
メジャーなルートは、西側、数馬の「浅間尾根登山口」から登り、東側の「払沢の滝」に出るルート。帰りのバス便が多いのが理由です
ですが、今回は次のポイントにこだわりたいので、あえて逆ルートを選択
「浅間嶺」アクセス
往路:「武蔵五日市」駅→「払沢の滝入り口」バス停
約25分。手前の「本宿役場前」のほうが停まるバスが多いので、こちらも調べておくとよいです
復路:「温泉センター」バス停→「武蔵五日市」駅
約1時間。バスの本数が1時間に1本以下と少ないので注意しましょう
数馬の湯でのんびりしていたら目の前でバスを逃がしてしまい、1時間半ほど時間をつぶすことになりました…
「浅間嶺」の様子
バスで「払沢の滝入り口」に到着したら登山開始です
最初に「払沢の滝」を見に行きます。その時の様子はこちらの記事をご覧ください
「払沢の滝」から戻ってきたら、「時坂峠(とっさかとうげ)」を登り、峠の茶屋を目指します
この辺りは舗装された道が続き、あまり登山してる感はありません
上り坂の途中でトイレがあるので寄っておきます
峠の茶屋に到着。北側に展望が開けます
峠の茶屋から先は舗装されていない山道。1週間前の雪がかなり残っていました
軽アイゼンをつけて進みます
真っ白な地面が広がります。綺麗な景色ですが、道迷いには注意が必要
さいわい踏み跡がしっかりついていたので、迷うことはありませんでした
浅間嶺の展望台に到着。素晴らしい景色です。南には「富士山」、北には「御前山(ごぜんやま)」、「大岳山(おおたけさん)」などが見えます。
「大岳山」と書いてある丸太を発見。何かと思ったら、丸太に空いた穴をのぞき込むと「大岳山」が見えるようになっていました
丸太のすぐ右側、左肩が下がったような形の山が「大岳山」です
山の名前はスマホアプリで調べられます。とりあえず入れておくと便利
下山後は20分ほど車道を歩いて「数馬の湯」へ
お風呂の後は「もつ煮定食」をいただきました
5時間以上歩いた後の食事。うまいな~
雪の「浅間嶺」感想
予想以上に雪が残っていて驚きました
天気のいい雪山って本当に明るいですね
空気も最高に澄んでいたので、浅間嶺の展望の良さを十二分に味わうことができました
同時に、慣れない雪山で怖い場面も。。
雪の下がどうなっているのか見えないので怖いです
スリップは特に注意が必要で、安物ですが直前に購入したアイゼンが活躍してくれました
また、今回は運よく踏みあとがしっかりついていたので、足が雪に埋まるような場面はありませんでした
足が埋まっても靴に雪が入らないように、ロングゲイター(スパッツ)は必要ですね
今回のルートは山と渓谷社の『ヤマケイ アルペンガイド「奥多摩・奥秩父」』を参考にしました
最近は奥多摩に出かけることが多いので活躍することが多いです
コース紹介のページに地図が載っていないので戸惑いますが、巻末に取り外し可能な地図帳がついています
地図帳を眺めながら解説文を読むとわかりやすいです
※「ヤマタイム」で算出
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