あの日見た花の名前を調べる方法

山を歩く楽しみのひとつに、「花や植物を見て楽しむ」というのがあると思います

低地では見ることのできない高山植物はもちろん、きれいな花を見つけるだけで癒されます。辛い登りも頑張れるというものです

ニリンソウ

単に愛でるだけでもよいですが、その花の生態や名前の由来などの知識が増えると、より深く楽しめるようになることでしょう

そう思って勉強しようとするのですが、ここでひとつ問題が。。

そもそも名前がわからないと、ネットで調べることもできません

そんなわけで、花の名前を調べるにはどんな手段があるのか、整理してみました


目次

図鑑で調べる

まずは王道の図鑑です

発行元がはっきりしているので信憑性が高いですし、その植物の特徴、見分け方のポイント、その他豆知識など、多くの情報が得られます

惜しむらくは、名前がわかっていないと索引が使えないこと

もちろんそのために図がついているわけですが、全ページを眺めてお目当ての花を探し出すのはなかなか骨です。(それはそれで楽しいですけどね)

中には花の色別で載せている図鑑もあるので、そういったものだと比較的調べやすいでしょう

「図鑑」の特徴
  • 質の高い情報が得られる
  • 名前がわかっていないと調べにくい

「Googleレンズ」で画像検索

「名前がわからないなら、直接画像で検索すればいいじゃない

ということで、次に紹介するのは「Googleレンズ」です

特徴をとらえた写真で検索すれば、そこそこの精度で類似の画像をみつけることができます。さすがGoogle。

詳しい使い方はこちら↓↓の記事をご覧ください

注意するべき点は、ネットが使えないと検索できないこと

電波が届かないところでは使えないので、山でとった写真を自宅で調べる、という使い方が多いんじゃないかと思います

「Googleレンズ」の特徴
  • 画像で直接検索できる
  • 電波がないと使えない

AIアプリで画像を判定

植物の写真から種類を判定できるアプリはいくつかありますが、今回紹介するのは「ハナノナ」です

シンプルなアプリで、種類の判定以外に余計な機能がついていないのが気に入っています

ハナノナ app
ハナノナ app
開発元:Chiba Institute of Technology
無料
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このアプリは千葉工業大学の人工知能・ソフトウェア技術研究センターが提供しており、執筆時点で770種が判別可能です

使い勝手としてはGoogle画像検索とほぼ同じで、調べたい写真を選択するか、調べたい花をカメラで映すだけ。簡単です。

ですが、精度はGoogle画像検索より劣る印象。ぴったり当たるときもあれば、全然違う植物の名前が出てきたりします

ただし、こちらはオフラインでも使えるので、山の中で調べるにはよいかもしれません

「AIアプリ ハナノナ」の特徴
  • 電波が届かないところでも使える
  • 精度がいま一つ

Twitter(知っている人に聞く!)

さて、最後の手段は「ツイッターで人に聞く」と言うものです

世の中には詳しい人がいるもので、運が良ければ知識のある人に教えてもらうことができます

もちろん、得られた回答が正しいかはわかりませんし、そもそも回答してくれる人がいるかも運任せです

とはいえ、日本人のツイッター使用率は40%以上

礼儀正しく質問すれば、きっと何かしらのヒントは得られると思います

ハッシュタグについて

より回答をもらいやすくするため、ハッシュタグをつけるのもおすすめです

植物の名前に関するタグは次のようなものがあります

#オラ草が知りてぇ

#教えてください #花

  1. 質問する前にこれらのタグで検索
  2. 見つからなければタグをつけて質問

という風にすれば二重に質問しなくて済むのでより良いでしょう

まとめ

以上、花の名前を調べる方法でした

それぞれのメリット・デメリットを考慮すると

  1. 特徴をとらえた写真を撮っておく
  2. とりあえずGoogleレンズで検索
  3. 図鑑で詳細を確認
  4. それでもわからなかったらツイッターで質問

という流れがいいんじゃないかと思います

他にも、「もっといい方法があるよ!」という方がいましたら、コメントやツイッターで教えてもらえると嬉しいです

最後まで読んでいただきありがとうございました


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gaku
自然と運動をこよなく愛するアラサー会社員。 主に東京近郊の低山をうろうろしているが、最近は八ヶ岳エリアが気になっている。ダイビングに目覚めて伊豆の海にも進出中。 2022年の目標はテント泊登山にチャレンジすること。