はやりのUL(ウルトラライト)に手を出したくなりました。
荷物が軽ければもっと速く・遠くまで行けるはず!なのです。
とはいえ数あるUL装備に片っ端から買い替えていけばいいのかというと、それはちょっと違うかなと。
こんな本を読んで、ウルトラライトの考え方を勉強してみました。
『ウルトラライトハイキング』著者は土屋智哉さんです。
読んでみた最初の感想は「ミニマリストみたいな考え方だな~」でした。
ぼくがミニマリストの人たちに抱いているイメージは「自分の価値観と向き合って、不要なものをバッサリ切り捨てる」そして「所有に喜びを見出さない」の二つです。
前半部分の「自分の価値観と向き合って、不要なものをバッサリ切り捨てる」がそっくりだと感じたんですね。
本の中で面白い一文が載っていました。
何を持っていくかではなく、何を置いていくか
確かにもっていかないことが一番の軽量化です。
考えたことなかったですが、荷物を増やすということは気づかないうちに何かを犠牲にしているはずです。
なぜなら時間も体力も限られているんですから。。
その荷物を持ったために、
- フィールドにいる時間が短くなる
- 移動距離が短くなる
- 他の荷物が持てなくなる
- 余計に体力を使うから水・食料が余分に必要になる
といったトレードオフが発生するはずなのです。
逆に言うと、担ぐ価値があると感じるなら重量を増やしたっていいんです。
きれいな写真をとるなら機材が必要でしょうし、豪華な山メシを楽しみたいなら食材や調理器具がいるでしょう。
自分のアクティビティで譲れないものは何なのか?と自分の価値観とまじめに向き合って、
- 絶対に持っていきたい荷物
- 絶対にもっていかなければならない荷物
- あったほうがいい(けどなくてもいい)荷物
を厳選した結果、人によってはULにたどり着くのです。
単純にUL装備を買う!ではなく、どうやったら自分の山歩きを最大限楽しくできるかを考え抜きたいですね。
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