こんにちは、ダイビング初心者のgakuです。
1か月前にオープンウォーターの資格を取得して、ダイバーの仲間入りを果たしました。執筆時点でダイビング本数6本の新米ダイバーです。
ダイビングをするにはたくさんの器材が必要です。スーツ、スノーケル、足ひれ、などなど…。
本来人間の活動領域でない水の中で遊ぶのですから、当然と言えば当然かもしれません。
ダイビングを始めるにあたって気になるのはダイビング器材の費用です。実際すべて購入するとかなりの金額になります。
この記事では、実際に購入した器材のリアルな金額を載せていきます。これからダイビングを始めようという方の参考になればうれしいです。
12月にダイビングを始めたので、まだ冬の海しか経験していません。そのため寒さ対策に必要なものが多くなっています。そういった器材は「※冬」と記載していますので、夏しか潜らない方は読み飛ばしてください。
目次
どんな器材が必要なの?
ダイビングで必要な器材を紹介します。参考価格(税抜き)をのせていますが、製品・取り扱いショップによって幅があるのでご承知おきください。
重器材
BCD(140,000円)
浮力を調節するためのジャケット。ボンベからホースがつながっていて、空気を入れたり抜いたりして浮力を調節する。
レギュレータ(148,000円)
これを水中で口にくわえて呼吸します。
ゲージ(38,000円)
残圧計。コンパスや深度計がついているタイプもある。
深度はダイブコンピュータでわかるので、残圧計とコンパスが一体となったタイプを選択しました。
オクトパス(39,000円)
オクトパスからも空気を吸うことができる。予備の空気源。
バディがエア切れを起こしたときなどに使います。
軽器材
マスク(19,000円)
水中で物を見るためにはマスクが必要。
視野が広くて、自分の顔にフィットするものを選ぶとよいです。
スノーケル(6,000円)
水面を泳ぐときに使用。
フィン(20,000円)
水中で推進力を得るために足につける。あしひれ。
手袋(8,000円)
水中の岩や生き物を触って怪我をしないためのグローブ。冬は防寒の意味も強い。
ウェイトベルト(3,000円)
腰に重りを巻きつけるためのベルト。
アンクルウェイト※冬(3,000円×2)
ドライスーツ用の重り。
ドライスーツはブーツに空気が入って足が浮いてしまうので、左右の足首に重りをつける。
スーツ
ドライスーツ※冬(161,000円)
首から上と手首から先、水に触れるのはこの部分だけ。それ以外はドライスーツですっぽり覆われてしまいます。
首・手首をゴム素材でぴったり密着させて水の侵入を防ぐので、体の寸法とあっていることが大事。
スーツバッグ(9,000円)
ドライスーツ用のスーツバッグ。メッシュ素材でできていて、濡れたまましまえる優れもの。
ドライスーツハンガー(3,000円)
ドライスーツ用のハンガー。普通のハンガーよりゴツイ。
その他
ダイブコンピュータ(58,000円)
通称ダイコン。
深度、潜水時間を計測して、体内の窒素濃度と潜水可能な時間を自動で計算してくれます。安全に潜るための必需品。
メッシュバッグ(4,000円)
軽器材、重器材等をまとめて入れます。メッシュ素材でできていて濡れた器材をしまっても水が切れる仕組み。
曇り止め(1,000円)
マスクが曇るのを防ぐため、潜る前に毎回塗る。消耗品。
全て購入した場合の金額
ここに挙げた器材、実は全て購入しました。
総額59万円。
ショップのキャンペーン等を活用したので単純な合計より安くなっていますが、小市民な僕にとってはとんでもない大金です。こんなにお金使ったのは久しぶりだな~
購入を決めた理由
それでも購入に踏み切ったのには次の理由があります
- 多く潜ればレンタル代よりお得
- 快適にダイビングを楽しみたい
まず、器材を購入してしまえばレンタル代が浮きます。お世話になっているショップのレンタル価格だと、35~40日以上ツアーに参加すると購入のほうが安くなる計算でした。
数年スパンの話ですが、長く続けるなら続けるほど購入したほうが有利です。
もう一つは(こちらが本命ですが)、自前の器材をそろえたほうがダイビングを楽しめると思ったからです。
レンタル品の場合は毎回自分の体に合った器材を使えるわけではありません。
- ドライスーツの首がきつくて苦しい、逆にゆるいと水が入ってくる…
- マスクに水が入ってくる…
世知辛いですが、快適さはお金で買えます。お金をケチってダイビングが苦痛なものになってしまったら本末転倒です。
これだけの金額をダイビングというアクティビティに費やして、それに見合うだけ人生が豊かになるのか?
それは正直まだ分かりません。ですが、数回のダイブでポテンシャルは感じています。
はたしてこの投資が報われるのかどうか…。これからあちこち潜って確かめたいと思います。
全部まとめて購入なんて無理!何からそろえるべき?
購入したほうが快適に潜れるとはいえ、続けるかもわからない段階で大金を費やしたい人はいません。
とはいえ、「自分に合った器材じゃないからダイビングが楽しめない」「だからダイビングをやめてしまう」というのももったいない話です。
金額vs快適さで考えてコスパのよいアイテムを選びました。このあたりからそろえるのがおすすめです。
ドライスーツ
ドライスーツは手首回りと首回りをゴムで密着させて水を通さない仕組みなので、サイズがとても重要です。
先日潜った際のバディはレンタルのドライスーツを使っていたのですが、首がきつすぎてかなり苦しそうでした。その後、緩いスーツに交換してもらっていましたが、今度は首回りから浸水することに…
本州の水温では、ドライスーツのシーズンは夏(7月~9月)を除く9か月間です。
俺は夏しか潜らない!ウェットスーツしか使わない!!
そういう人以外は、自分にぴったりのドライスーツを作ることで確実に快適さがアップするはずです。
マスク
マスクもスーツと同じです。自分の顔にあっていないと隙間から水が入ってきます。
ダイビングのマスクは目と鼻を覆う形になっているので、水が入ってくると最初に鼻が水没します。これがなかなかうっとおしい。
マスククリアをすれば水中でも水を排出できますが、ダイビング中に何回もやりたいものではありません。
まとめ:とりあえずレンタルで潜ってみよう!
以上、ダイビングを始める際に購入した器材について解説しました。
ダイビングはやってみたい。でもそんなに費用が掛かるんじゃ…
そういう人はとりあえずレンタル器材で潜ってみることをおすすめします。
やってみないことには、そもそもダイビングを楽しいと感じるかどうかも分かりません。ダイビングを楽しいと感じて、なおかつレンタル品で満足できなくなってから購入を検討すればいいのです。