この記事では、2023年9月のアメリカ旅行でお世話になった移動手段について書いていきます。
このときの旅では、往路はロサンゼルス国際空港、復路はサンフランシスコ国際空港を利用しました。
なので、ロサンゼルス⇒シエラネバダ周辺⇒サンフランシスコ、とざっと数百マイルを移動する必要があるわけです。
これらの移動をバスと電車を駆使して行いました。
目次
どうやって調べるか
公共交通機関の検索にはGoogle Mapのルート検索機能を使いました。
かなり精度が高く、田舎町でも問題なく使えるので、非常に重宝します。
また、トレイル周辺のアクセス事情を一目で見るには、PCTA(パシフィック・クレスト・トレイル・アソシエーション)が公開しているマップが便利です。
JMTはPCTの一部でもあるので、JMTセクションの情報が参考になります。
https://www.pcta.org/discover-the-trail/maps/overview-maps/
利用した交通機関
Amtrack
国営の鉄道会社で、アメリカ国内の多くの都市を結んでいます。
ロサンゼルスからランカスターまでの移動で利用しました。
駅の券売機がアプリでチケットを購入します。
改札はないので、電車が来たら勝手に乗り込みます。車掌さんが来たらチケットを見せればOKです。
Eastern Sierra Transit
シエラネバダの東側、ルート395を南北に走るバスです。
ランカスターからマンモスレイクまでの区間を利用しました。
平日のみの運行なので、土日を移動日にしてはいけません(一敗😅)
運賃は現金で運転手に渡します。
YARTS
YARTS(Yosemite Area Regional Transportation System)は、ヨセミテ国立公園周辺で運行されているバスサービスです。
マーセドからマンモスレイクまでの区間を利用しました。
オンラインの予約システムでチケットを購入するか、運転手に直接現金を支払います。
https://yarts.betterez.com/cart/57f29bf6c241026a0b0001a1/reservation/57f29bf6c241026a0b0001a2
Grayhound
アメリカ国内を網羅する長距離バスネットワークを運営しています。
マーセドからサンフランシスコへの移動で利用しました。
チケットはアプリから購入できます。
ヒッチハイク
町からトレイルヘッドまで距離がある場合は、バスがなければヒッチハイクすることになります。
そして、そういうシーンは結構ありました。
トレイルヘッドまで20マイル(32km)なんて距離を歩いていたら、トレイルに入る前に日が暮れてしまいます。
ヒッチハイクはかなりドキドキしますが、拾ってくれたドライバーとのおしゃべりがとても楽しく、大切な旅の思い出になりました。
もっとちゃんと英語が喋れたらよかったなぁ
その他の移動手段
レンタカー
現地の暮らしぶりは、完全に車社会です。そしてそれは山岳地帯に近づくほど顕著になります。
なので、山遊びをするならレンタカーを借りるのが1番自由度高く移動できると感じました。
僕は縦走目的だったので選択肢にあがりませんでしたが、レンタカーでキャンプ場を転々としながら旅するのも楽しそうです。
オートキャンプ場が整備されているトレイルヘッドも多いので、そういうところを拠点に周辺の山や湖で遊ぶ、なんてこともできるはずです。
シェアライド
アメリカではUberやLiftなどのシェアライドサービスが普及しています。
しかし、トレイル周辺の町ではドライバーが見つからず、結局一度も使いませんでした。
ロサンゼルス、サンフランシスコなどの大都会、マーセドくらいの町なら使えると思います。
アプリをチェックすると、たいてい待機ドライバーが見つかりました。
まとめ
アメリカは本当に広大な国で、みんな車で移動しています。
隣町まで100マイル以上、そしてその道沿いはマジで何にもない荒野。そんな場所がざらにあります。
今回の旅では、Googleマップやオンラインでのチケット購入等のテクノロジーと、親切にも拾ってくれたドライバーに何度も助けられました。
これらがなかったら、異国の地でニッチもサッチもいかず、途方に暮れていたはずです。
おかげで楽しい旅を送ることができました。Thank you!!